ハートリンク放課後等デイサービス本郷台 ≪教え方・伝え方≫

初雪が観測され、気温も10℃に満たない日も出来てくるようになり、遂に冬がやってきたと肌で感じる日が増えてきましたね(^^; 乾燥してきており、インフルエンザなども流行ってきていますので、うがい手洗いなどで予防して罹患しないように気を付けて下さい❕
皆さんは、お子さんに教えたり伝えたりする中で「何で言った事がわからないのだろう…」と感じた経験はありませんか?そこで今回は「教え方・伝え方」についてお話をさせていただきたいと思います。
日常の中でお子さんに…夫婦間で…会社で…学校で…と「教える・伝える」という場面があるのではないでしょうか?その時に教える側は何を目的とするかを明確にする必要があります。「目的」とは、教える内容に対して「理解をして欲しいのか?」「イメージまでを求めているのか?」という2点が重要になります。例えば、「説明は上手に聞けており答える事も出来るが、実際に行動となると出来ない」なんてこともありますよね…。機能的な問題などもなりますが、この時に理解は出来ているがイメージが出来ていないという事があります。
理解=説明・解説
イメージ=デザイン
▶理解(説明・解説)の場合には「5W1H」
話し手は5W1Hを意識して文構成をする事により、伝えたい主旨の情報が明確になり、かつ過不足なく伝えられるだけでなく、伝えたい情報の趣旨を見失いにくくなります。話が整理されて伝えられる事により、聞き手の理解に繋がります。
□ when(時)
□ where(場所・状況)
□ what(内容・取り組み)
□ who(人)
□ why(理由)
□ how(方法)
▶イメージを求める時に気を付ける事
人は自分の経験に基づいて物事をイメージをします。そのため、未知の事柄に対してイメージする事が出来ないのです。経験した内容や結果とは人によって違います。成功体験を積んだ人もいれば失敗体験を積んだ人もいて、人それぞれになります。そのため、聞き手は経験の中からイメージをするため、必ずしも話し手のイメージと一緒になるとは限らないのです。
□ 視覚
□ 聴覚
□ 身体感覚
□ 嗅覚
□ 味覚
▶イメージの共有にはより細かい情報が必要
「それぞれの経験により、イメージが異なる事がある」と上記でお伝えしましたが、イメージ共有に必要な情報は経験値により人それぞれです。「○○ちゃんは□□だけで十分だった」という事もあるかもしれないですが、その人その人に合わせた情報を伝える事によりイメージの共有が図りやすくなります。
「同じ説明を受けてもイメージは人それぞれ違う」事を踏まえて伝える事により、「何でわからない・出来ない」という感情は減るのではないでしょうか?一人ひとりに合った伝え方を見つける事は大変難しいですが、通っていただいているお子様たちの成長に繋げられるように日々邁進していきます。
またのご閲覧お待ちしております。