ハートリンク放課後等デイサービス本郷台 ≪普通・一般とは≫
こんにちは。ハートリンク放課後等デイサービス本郷台です。
先週までは暖かい日が続いていましたが、今週に入ってから「冬」を感じるようになってきましたね。寒暖差で体温調整が難しくなり、体調を崩す方も増えてくるとは思いますが、今の私たちに出来る事を徹底して体調を崩す事が減るようにしていきましょう。
さて、今回は「普通・一般」についてお話をさせていただきたいと思います。
「普通・一般」とは・・・
普通(ふつう)とは、広く通用する状態のこと。普通の『普』は、「あまねく」「広くーう」を意味する字になります。
対義語として、「特別」「特殊」「特異」「奇異」。類義語として、「通常」「平常」「平凡」「平庸」「凡庸」「平(ひら、なみ、つね)」「並(なみ、つね)」「庸(なみ、つね)」などがあります。
Map is not territory
以前のブログでもお話させていただいたNLP心理学の考え方になります。日本語に略すと「地図は領土(現地)ではない」という意味になります。自分が「こう!」と思っている事はあくまでも自分の中での「こう!」であって、全ての人の「こう!」ではないのです。
他者との関わりの中で、「普通は・・・」「一般的に・・・」等のやり取りを耳にした事はありませんか?しかし、このやり取りの中で自分の中で「普通」と思わない経験を何度かした事があるのではないでしょうか?
では、なぜ他者の普通という言葉が自分は普通に思わないのでしょうか…?
普通とは、他者の「家庭環境」「友人」「年齢」「職種」「出身地」「経験」などの様々な要因によって変わります。そのため、他者の経験などの中では普通であっても、同様の経験をしていない自分の中では普通ではないため、受け取り方に違いが生じているのです。
思い通りにならない時の対処法
同じ環境で育った兄弟であったとしても、自分と100%同じ考え方や行動の兄弟はいないでしょう。他者と接する前提として「自分の中での普通≠他者の普通」「思い通りにならない事が普通」と考える事で、「何でわかってくれないんだ…」「どうせ自分なんて…」等のイライラやネガティブな感情は少なくなるのではないでしょうか。
■色々な考え方がある事を認識する
自分の想定した内容と違う出来事やハプニングは他者と接する上で、起きてしまう事もあります。その際に、「こんなはずではなかった…」と思い通りにならなかった時事につに固執していては先に進む事は出来ません。また、思い通りにならない事で自分を責める事は余計なストレスが生じやすくなり、ストレスが大きくなる事で冷静な対応・判断が難しくなります。
思い通りにならない事が起きた時に「最悪!」「マジか!」と発する事はありませんか?思い通りになるかならないかを「良し悪し」で捉えるとネガティブな思考回路になりやすくなります。
「こういう考え方もあるんだ」と自分に言い聞かせながら、予想外の出来事を楽しむくらいの姿勢で対処する事が出来ると良い方向に進みやすくなりますので、思い通りにならなくても感情的にならず事実を客観的に受け止めることが大切です。
■周りの意見を求める(相談する)
思い通りにならない時には、周りの人に相談する事が良いでしょう。
自分ひとりで抱え込むと、どうしてもネガティブな思考回路になります。これは無意識に自分の心を守ろうとするために起きる思考回路でありやむを得ません。ネガティブな思考では心に余裕がなくなり、ますます冷静に対処できなくなるでしょう。
他人の言葉を聞く事で、事態を客観視できるようになり心に余裕が生まれます。例え自分のミスだと指摘されても相談時に一緒に対処を考えてもらえば、多様な方法を選択肢として考えられ、善処できるでしょう。
■想像力を働かせる