ハートリンク放課後等デイサービス本郷台《マット運動②》

こんにちは。ハートリンク本郷台の本宮です。
10月に入り過ごしやすい気温が続いていますね。この時期は太陽の日差しを浴びるのがとても気持ち良いのでお散歩がてらに徒歩で駅まで向かったりして季節の変わり目を楽しんでいます。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
そして、スポーツの秋という事でハートリンク本郷台では以前も行なったマット運動に取り組みました。

内容

前回同様長さ4メートルほどのマットを敷いてマット運動を行いました。
今回は開脚前転を行わず①転がり運動②前転③後転と順番に3種目行いました。                                            安全面に関しても前回と同じくマットの横に指導員が配置し必要な児童には補助を入れながら活動を行いました。
また、お約束事として                                                                         ・一人一人順番で並び指導員の合図を聞いてからマットへ入り運動を行う。                                                          ・マットの外ではなくマットの上で運動を行う。                                                                             ・お友達がやっている際に出す声は応援の声。
等のお約束事を事前に取り決めて活動に取り組みました。

目的

目的としては、前回同様粗大運動の発達を促すために行いました。マット運動を行う事により固有感覚であったり、前庭感覚の刺激を多く入れたりする事を目的としています。
今回は前庭感覚の刺激をより入れるために転がり運動を入れて行いました。転がり運動とはマットの上に手足を伸ばして寝転がり、そのまま横方向へ転がる動作の事です。開脚前転を項目から無くしてそこに転がり運動を入れた形で行いました。開脚前転を項目から外した理由としては技の難易度を簡単にして1つ1つの動作をゆっくりと確認しながらマット運動を行ってもらいたいためです。
1つ1つの動作を確認しながら行うという事は正しいフォームで運動を行うという事で、腕や頭部のつく位置や足の角度や伸ばし方、縮め方等を正確に行う事を頭で意識しながら運動をするという事で慣れない動きを行う際には大事な工程になります。自分のイメージする動きを実際に行うという事はボディーイメージである体の固有感覚を養える運動になりますのでマット運動はとても効果的な運動になります。まずは大きく体を動かす粗大運動に慣れてから手先の巧緻性を必要とする運動に移行する発達過程をたどるので粗大運動を養う事は巧緻性を必要とする動きの向上にも繋がります。
ですので今回はフォームを確認して1回ごと丁寧にマット運動を行う事を促して行いました。

様子

マット運動を行った様子としては、、、                                                                        正しい動きを意識しながら技を行う事は新鮮な感覚であったようで1回1回とても集中しながら取り組んでいました。中にはフォームを確認する事を忘れたまま運動を行いそうになる児童もいましたがお約束事を思い出してもう一度丁寧に運動を行う事が出来ました。
1つの箇所に集中すると他の箇所が忘れがちになるので正しいフォームで運動を行うという事は意外と難しいことですね。それでもハートリンクの児童たちは徐々に綺麗なフォームでマット運動を行えるようになりました!

終わりに

今回も最後までご閲覧頂きありがとうございました。
ただ運動を行うというのではなくその内容を丁寧に動きを理解しながら行う事により上達度や運動効果も上がりますので実践する際には是非ご参考にして下さい。ハートリンク本郷台では日々試行錯誤しながら提供できる支援の質を向上させるよう努力いたしますので今後とも何卒宜しくお願い致します。
またのご閲覧お待ちしております!