ハートリンク放課後等デイサービス本郷台≪伝統遊び≫
あけましておめでとうございます。ハートリンク本郷台です。
年末年始はみなさんどうお過ごしでしたか?
私は初詣に行き、御神籤を引いて吉が出てちょっぴりハッピーでした。
ハートリンク本郷台は新年は1月3日から開所しており、3日は凧あげ、4日は福笑いと日本の伝統的な遊びを連日行っています。本日は2日間のご様子をお伝えいたします。
凧あげ
まずは3日の凧あげから。凧は既製品ではなく絵を描いたビニールを竹ひごで固定し、タコ糸を括り付けるオリジナルの凧作りから始めました。
絵のデザインは各自で自由に描いてもらいましたが、「自由に」となると意外と難しい事があります。どんなものを描くのか見本があるとその見本から着想を得ることも出来ます。ジャンルを絞ってあげる事によって発想が出来る事に繋がる事もありますね。
しかし今回は発想のトレーニングと色彩感覚の強化という事で自由にデザインをしてもらいました。複数色の色ペンを使って線を描きこんでいく子や♡や♢等のマークを散りばめるデザインをする子、ロゴのようなものを描く子や好きな動物を描く子などなど十人十色の凧が出来上がりました!
竹ひごをビニールに合わせてくっつける事で視覚機能向上、微細運動による巧緻性向上も目的として取り組みました。
完成したら近くの公園へいざ出発!
それぞれが作成した凧を寒空の下、元気に駆け回り上げる事に成功しました。
自分で作った凧が空に舞うのを楽しんでいました。自分で作る事によって愛着を持てていいですよね!
芝生の上を走りながら凧を上げる粗大運動により平衡覚や前庭覚、空間認識も鍛えられました。
冬の寒さに負けない体づくりを今後も行っていきたいと思います!
福笑い
続いて4日に実施した福笑いです。
福笑いのほうも最初に子どもたちに各々福笑いに使う顔のパーツ(目・眉・鼻・口)を作ってもらいました。
顔の作成時も凧と同様に自由にデザインしてもらって想像力を鍛えました。
口に歯を描いてみたり、へのへのもへじのような顔にしてみたりとユニークな顔が次々と出来上がりました。
どうやら福笑い本番の時に完成する顔が面白くなるように想像力を働かせていたようです。
本番の時には少人数で分かれてパーツを渡して概ねの位置を伝える役と目隠しをしながら指示を受信して手元を操作する役で行いました。
目隠しをしている相手に伝わるように具体的な指示を送る、聴覚情報から指示を受け取って手元を操作する事によって受信発信能力を鍛えました。
完成した顔の形を楽しみながらテンションコントロールの練習も行いました。
自分で作った顔での福笑いが終わったらお友だち同士で顔のパーツを混ぜ合わせて2周目もやってみると更にユニークな顔が出来上がりました!
ちなみに私もやったのですが目と眉毛が一直線に横並びになり、口は顔から外れていて子どもに大笑いされました(笑)