ハートリンク放課後等デイサービス本郷台≪V・A・K・O・G≫

つい先日まで「真夏日…」「猛暑日…」「熱中症…」とのニュースを見ない日が無かったですが、最近は雨も相まって涼しい日も増え過ごしやすくなたなぁと感じるのは私だけでしょうか…。
前回のブログでは「地図は領土ではない」というNLPの8つの前提の一つについてお伝えさせていただきました。先日、横須賀市にある「自然・人文博物館」に行ってきた際に、「確かにな…」と感じた事がありましたので、今回は「表象システム」と呼ばれる五感についてと合わせてお伝えさせていただきます。
自然・人文博物館は京急横須賀中央駅の近くにあり、穴場的なスポットでした!展示数も多く、貴重な資料もあり、かなり充実した博物館なのに…なんと無料!(笑) 建物は3階建てになっており自然館と歴史館に分かれていましたが、最初に驚いたのは開館から60年以上と!自然館で児童たちの興味を一身に浴びたのは入り口を入ってすぐにドーンと存在感を示していた”ナウマンゾウ!”35万~2万年前に生息していた象の仲間です。(標本を基に復元された模型ですが、存在感は抜群でした!笑)
 
続いては、大きな森林のジオラマ!樹木や動物が模型と剥製でリアルに再現されていて、まるで森をそのまま切り取って持ってきたかのような臨場感があり児童たちのテンションも上がり、普段口数の少ない児童が話をしてくれました!(笑)また、魚などの標本や化石への児童たちの食いつき方も凄かったです!
 
また、自然館には、化石や岩石をさわれるコーナーもあり、児童たちも最初は「こういうの触っちゃいけないんだよ!」と言うも触ってよいと分かると「ザラザラする」「ツルツルする」など石を触りながら感想を言っていました。実際に触って体感できるのは貴重ですよね(^^♪
歴史館には、縄文時代から近代まで、横須賀や三浦半島の歴史にまつわる展示があります。なかには、超貴重なものも…!そんな歴史についての説明文を指導員が噛み砕いて伝えると「そうなんだ…」「これは?」と興味を示す児童もいました。
 
 …んで、先日の体験とNLPの表象システム「V・A・K・O・G」に何の関係が…とお思いの方もいらっしゃるのでは…。通称:バコグとも呼ばれ、「視覚(Visual)・聴覚(Auditory)・身体感覚(Kinesthetic)・嗅覚(Olfactory)・味覚(Gustatory)」の頭文字の事ですが事で、人は常に五感で物事を体験しています。私たち大人も含めて五感には人それぞれ「優位性」があります。この優位性は絶対ではなく、場面によって変わる事があります。今回の外出では、「見て(視覚)」「聞いて(聴覚)」「触って(身体感覚)」と五感で感じる(体験する)事を一つの狙いとし外出先に設定しました。
【優先的表象システム それぞれの特徴】 
◇視覚優位:◆スピーディーな展開を好む◆話すスピードが速い◆デザイン性を好む◆視覚的な説明を好む(グラフや図形を用いる)◆視覚的な言葉をよく使う(キラキラ、イメージする、未来は明るい…など)
◇聴覚優位:◆理論的な展開を好む◆話すスピードは速くも遅くもない◆言葉にこだわる◆言葉を重視した説明を好む◆聴覚的な言葉をよく使う(ガヤガヤ、耳を傾ける、カタカタ言う、ドーン、吠える…など)
◇身体感覚:◆緩やかな展開を好む◆話すスピードはゆっくり◆ボディタッチなど触れ合いを好む◆身体を動かした説明を好む◆身体感覚的な言葉をよく使う(感じる、触れる、神経に触る、話が掴めない…など)
あくまでも一例ではありますが、「当てはまるものがある…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?これが絶対という訳ではなく、こういう「傾向」があると思っていただけると良いのではないでしょうか…。また、自分の傾向と相手の傾向が違う事もありますよね。こんな時に自分を知っていて、相手に合わせる事が出来たら自分も楽かもしれないですよね(^^
今回の内容からは少しズレますが…山本五十六(やまもといそろく)という方の名言(人材育成論)の中に
『やって見せ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば人は動かじ』
という一文がありますが、社会人のみならず子育てや教育など様々な場面に通じる部分があるなぁと個人的に感じています…。
またのご閲覧お待ちしています。