こんにちは。ハートリンク放課後等デイサービス本郷台です。

横浜市ではほとんどの学校の夏休みが終わり、お子様は登校していると思います。例年より短い夏休みだったとは思いますが皆様どうお過ごしになられたでしょうか。ハートリンク本郷台では水分補給や消毒を心がけながら江ノ島や猿島などに外出いたしました。まだまだ猛暑が続くと思いますので熱中症に気を付けてお過ごしください。

さて、今回はマインドセットについてお話をしていきたいと思います。

まずマインドセットとは何なのか。それは今までの経験、教育、先入観などから形成される心理状態、思考様式を表した言葉です。マインドセットは大別すると「固定型マインドセット」と「成長型マインドセット」に分けられます。何かをする時に妨げになってしまう可能性があるのが「固定型」、助けになるものが「成長型」となります。

固定型マインドセット

固定型マインドセットとは「人は生まれた時から才能や資質が決まっている」という考えです。

例えば有名俳優やスポーツ選手、歌手になっている人は生まれつき才能があってなれるものであって、才能が元から備わっていない人間はなれないと考える傾向になります。才能がないものは努力してもあまり成長は見込めないというネガティブな思考となってしまうのです。「自分は運動神経がないからスポーツ選手になれるわけがない」と思い込み、可能性に蓋をしてしまうのです。

また、何か問題が起こったりミスをしてしまったりした時には、その事実から目を背けてしまう傾向も多いようです。失敗から逃げてなかったことにしようとしたり、他人の助言や意見を聞き入れたりすることが難しいのです。そして他人の成功を妬んでしまう傾向もあるようです。嫉妬しやすく、自分が負けていると感じると自己防衛してしまうのです。

このように何か挑戦したいことがあっても「自分には才能がないから頑張っても無駄だ」と感じ、挑戦して失敗しても「自分には資質がないから仕方ない。当然の事」と思ってしまうのです。固定型マインドセットが強い方はブレーキがかかってしまうことが多くなってしまいます。

それでは「成長型マインドセット」とはどのようなものなのでしょうか。

成長型マインドセット

成長型マインドセットの考え方は固定型と違い、「能力は練習によって伸ばせる。才能や資質も努力次第で伸ばせる」という考え方です。

成長型マインドセットの方はなにか困難や問題が立ちふさがった時に「自分では無理だ」と考えるのではなく、「どうアプローチすれば解決できるだろう」と考えて試行錯誤します。すぐに無理だとあきらめて自己防衛するのではなく、努力を重ね挑戦し続ける事が出来るのです。たとえ今は無理なことであってもいつかは出来ると信じ、邁進することができます。著名人やプロスポーツ選手にはこういった成長型マインドセットを持った方が多いようです。

また、他人が成功した時の心情としては固定型のように妬むのではなく、「あの人はなぜ成功できたのだろう。どのような方法を取ったのだろう」と興味を示し、自分の力にしようとします。そして他人の助言や意見を自己防衛して聞き入れることなく無視するのではなく、問題解決に向けて積極的に聞き入れて改善しようとすることが出来ます。成功を収める方にはこのような考え方が出来る人が多いのです。

まとめ

マインドセットを大別して固定型と成長型の話をしました。これは全員がどちらかしか持っていないというわけではなく、同じ人物でも物事によって固定型・成長型のどちらかの考えをすることもあります。多くの人々が両方の性質を抱えて生きています。

ですが、やはり成長型の考え方を多く出来るようにしていきたいですよね。そのためにも以前お話した自己肯定感の高め方やリフレーミングを心がけて生活していくことが大切になりそうです。

またのご閲覧お待ちしております。