ハートリンク放課後等デイサービス本郷台 ≪信念について≫

こんにちは。ハートリンク放課後等デイサービス本郷台です。
 寒暖の差が激しい日が繰り返されており、体調を崩しやすくなっていますね…。新型コロナウィルスの感染拡大が治まっていない事も相俟って体調を崩すと不安になりますので、服装など体調管理に努めていただきたいと思います。
さて、今回は「ガンジー」の言葉と「信念」話をさせていただきます。
なぜガンジー?と思われる方もいらっしゃると思いますが、ガンジーの様々な言葉は多くの心理学で用いられており、ゆっくりコツコツ取り組む事の大切さや目的から落とし込む行動論などが散りばめられているのです。この名言を分かりやすく説明しているのがNLP(神経言語プログラミング)です。

ガンジーとは

多くの方がガンジーの名前を聞いた事があり、学校でも習ってきたと思いますが、ガンジーとはインドの弁護士・宗教家・政治的指導者でインド建国の父です。独立運動を指揮した際の運動スタイルでは非暴力・不服従運動を提唱し、英国からのインド独立の原動力となりました。ガンジーの政治思想は、キング牧師などの人権運動や植民地解放運動の領域において、平和主義的手法として大きな影響を与えた方です。

ガンジーの名言

信念が変われば、思考も変わる(信念は思考になる)
思考が変われば、言葉も変わる(思考は言葉になる)
言葉が変われば、行動も変わる(言葉は行動になる)
行動が変われば、習慣も変わる(行動は習慣になる)
習慣が変われば、人格も変わる(習慣は人格になる)
人格が変われば、運命も変わる(人格は運命になる)

 信念とは

ガンジーの言葉でも「信念」が一番最初に来ていますが、信念は自分自身のベースとなります。
信念とは「自分が信じていること」「自分が大切にしている考え方」「自分の中での常識」などの事であり、「思い込み」と言っても良いでしょう。
例えば・・・
「人生は楽しい事よりも苦労が多い」「夢は叶う」「努力は裏切らない」などそれぞれにあたると思います。

人間の脳は・・・

人間の脳とは、「出来事(刺激)」に対して、何らかの「反応(感情・思考・行動)」をし、その結果が今の「現状」を作り出します。
そして「出来事と反応」の間にあるのが「信念」であり、その信念が反応を引き起こしています。
例えば・・・
先生に褒められるという出来事があった時に、「嬉しくなる(パターン①)」「嬉しくない・嫌な気持ちになる(パターン②)」という反応があったとします。
出来事は一緒でも、その後の反応は全く違い、その違いを作っているのが信念になります。
嬉しいと感じる人は、自分が頑張ると人に喜ばれるという信念を持っているのかもしれません。反対に嬉しくない・嫌な気持ちになる人は、褒められると馬鹿にされた気分になるという信念を持っているのかもしれません。
このように、それぞれの信念によって、その後の反応に大きな違いが生じてきます。

自分にとっての望ましい状態を作り出す

「褒められる=嬉しい」とは限らず、反応が自分にとって望ましい状態でなかったらストレスに繋がりますよね。
要は「嬉しくなる」という反応が自分にとって望ましい状態か?それとも「嫌な気持ちになる」という反応が自分にとって望ましい状態か?と言うことなのです。
もし反応が自分にとって望ましい状態を作り出していなかったとした場合には、その反応を引き起こしている信念を書き換えれば望ましい状態を作る反応を出すことが出来ます。

自分の反応の意味を問うことが大事

反応とは「自分の信念」であり、「自分の信じていること」「自分が大切にしている考え方」「自分の中での常識」を無意識に守っているが故の反応なんです。
だからこそ・・・たとえ望ましくない反応であっても、それには意味があるので、自分自身にどんな意味があるのか問いかけていく必要があるのです。

まとめ

信念を書き換える事は、そんなに簡単な事ではありません。
自分自身が人生の中で何年もかけて作り上げてきたものが信念であり、その信念はこれまでの自分自身を守ってきたものとも言えます。
しかし、人間は日々成長しており変化もしています。
成長と共に必要なものと必要でないものとが出てきます。
だからこそ、信念の書き換えが必要になってくるのです。
ガンジーの言葉には、自分自身の信念を書き換えていくための手立てが散りばめられています。自分自身の信念に対しての答えは自分自身の中にあり、自分自身でしか変える事が出来ません。
自分自身がこれからの人生をより良くしていくためには、自分に対しての問い掛けを大事にして、一つ一つゆっくりと書き換えていきましょう。
またのご閲覧お待ちしております。