ハートリンク放課後等デイサービス本郷台≪パワーグリップとフッキング≫

気付けば季節は12月。今年もあと1ヶ月で終わりますね。街はというとクリスマスのイルミネーションや音楽で溢れています。彼女のいない私はグッと拳を握りしめ、街行くカップルに羨望の眼差しを向けるのでした(´;ω;`)

そんな感じで拳を握りこんでいる私が今日お話をするのは、以前にお話しをした【手の支持性と操作性】にも関係するお話。今回のキーワードは【パワーグリップ】と【フッキング】です。少し寄り道をしましたが、ここからが本題です。

このまま年末に向けてのお話しをしたいところですが、タイムマシーンに乗って11月中旬にお出かけをした「ソレイユの丘」までワープしてみましょう。そこでの子ども達のワンシーンを交えて話を進めていきたいと思います。

以前にブログにも書きました。【手の支持性と操作性】についてですが最後の方にチラッとだけ「指先の器用さ」を養う方法について記していますが、その中で垂直の棒を握りこむ経験を積むといいですよとお伝えしました。

今回はその部分を少し深くお話します。

皆さん覚えていますか?以前お伝えした「手内筋」と「手外筋」。

(忘れた方は、詳しくはバックナンバーの【手の支持性と操作性】をご覧ください。)

★手内筋を鍛えると⇒指先の器用さにつながる

じゃあ、どうやって鍛えるのか?

楽しく鍛えられるのはズバリ公園の遊具です!!

というわけで、まずは「ソレイユの丘」での元気な子ども達の写真カモン!!

大きなすべり台と生カンガルーに大興奮です!!

 

怖がりつつも頑張ってます!

 

そして今回の本題です。手内筋を鍛えている様子がこちら!

これは、登り棒のようにして遊ぶロープの遊具です。ロープを掴んでいる手にご注目ください。しっかりと握りこんでますよね?

これが大事なんです。

①手のひらをしっかりと使う意識をする事⇒脳に働きかける

②パワーグリップ(握る力)を鍛える

そうする事で、指先の器用さの基礎を作ります。

★パワーグリップを鍛えるオススメ遊具★

ジャングルジム、ブランコ、登り棒、縄はしご等です。

これら遊具には共通点があります。

それは「垂直な棒」の形状をしている事です。

垂直な棒というのは、しっかりと握りこまないと自分の体重を支えられないですよね?そこがポイントです。

逆に、もう1つのキーワードである【フッキング】ですが、どういった状態を指すのかご説明します。

【フッキング】とはその名の通り、「フック」つまり、「ひっかけている」ことです。お猿さんが指を木などにひっかけてぶら下がっているのを想像してみて下さい。あの状態です。

あの状態で鍛えられるのは、「手外筋」という指をパワフルに曲げ伸ばしする筋肉です。指先の器用さにはあまり効果が望めません。

指先や手のひらを意識しなくても出来てしまう動作ですから、あまり脳に働きかけないんです。

指先の器用さを養いたい場合は「手内筋」を鍛えて下さいね!

またの閲覧をお待ちしています。