ハートリンク放課後等デイサービス本郷台≪パス回し≫
こんにちは。ハートリンク本郷台です。
11月に入り気温が一段と下がりましたね。とはいえ11月に入ってから太陽が出ている日が多く気持ちの良い日が続いていますね。私は紅葉や海を見ながら散歩などリフレッシュをすることが多かったのですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?本格的に寒くなる前に外へお出かけするにはいい時期かもしれませんね!あとは、お鍋なんかもおいしくなってくる時期ですので色々な鍋に挑戦しようと思っています。
さて、まだまだ寒さを感じさせずに元気に遊ぶハートリンクの児童たちが11月に何に取り組んだかと言うと「パス回し」に取り組みました。普段からボールを使って沢山遊んでいますが、パスを交換する機会というのはあまりないので、新鮮な感覚で取り組んでいる様子でした。
活動内容
①2グループに分けてグループごとに1人鬼を決める
②鬼を中心に囲むように円を作る
③円の中にいる鬼にボールをとられないようにパスを回す
④パスミスやキャッチミスをして鬼にボールをとられた際にはミスをした人と鬼が交代する
このような流れで活動を行いました。・パスを出す際はパスを出す人の名前を呼びながらパスを出す・相手が取りやすい力加減や位置(胸の前)を考えてパスを出す・パスをもらった人とは別の人へパスを出す等のお約束事も事前に取り決めて行いました。
目的
活動目的として、力加減やボールを投げる位置をコントロールする際の固有感覚、ボールをキャッチしたりパスを出す相手を探す際の空間認知能力、パスのやり取りをする際のコミュニケーションスキルを促すことを目的に取り組みました。
ボール投げには「ボールを持つ」「投げる場所の距離や位置を確認する」「手や体の筋肉を使って投げる」という複数の感覚を用いた動作があり、これらの感覚から得た情報を頭で処理し、体の的確な部位を動かす練習になります。また、パスを出す際に相手の取りやすいボールを考えながら投げたり、パスを出す相手に声掛けや目配せを行うことでコミュニケーションを取ることの練習にも繋がります。
今回は大きめのボールを使って上投げでのパス回しを行いましたが、ボールの大きさや硬さ、足や頭でボールを操作する、人数を変える、他のスポーツを行うなど様々な応用が効き、難易度や会得したいスキルに合わせて内容を変更できるのもボール遊びの利点であると思いますので是非お試しください。
活動の様子
活動の様子はというと・・・
積極的にパスを出す相手に声掛けをしながらパス回しをすることが出来ていました。初めのうちは力加減や投げる位置を調節する事が難しいお子様もいましたが何度も繰り返すうちに段々と調節をきかせることが出来、最終的には相手の取りやすいパスを回すことが出来ました。パスをキャッチする事が難しいお子様にはボールを目で追いながら体の前でキャッチするといった基礎から取り組み、回数を重ねるごとに上手にキャッチできる回数が増えてきました。
最後にはパスを出す位置を工夫したり鬼のいないスペースにパスを出したりとパスのラリーが続く様子も見られ、お子様たちも達成感のある様子でした。
終わりに
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ボール遊びはバリエーション豊富で様々な感覚を取り入れることが出来るのでお子様の興味に合わせて取り組んでみても良いかもしれませんね!
これから気温もさらに下がると思いますので、防寒対策をしっかりとって冬に備えていきましょう。
それではまた次回もよろしくお願いします。