ハートリンク放課後等デイサービス本郷台《モデリング》

モデリング、という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

実は今まで当たり前に使っていた言葉だったのですが、一応こういった場で間違った情報を載せてはいけないという事でさっき調べてみたところ、心理学用語だという事を初めて知りました。お恥ずかしい。

意味は響きからなんとなく想像できる通りです。

とりあえずここではあまり深くは考えず、「やってみせる」「見本を見せる」という視覚的な補助=「モデリング」ととらえて頂ければと思います。詳しく知りたい方はグーグル先生の元をお訪ね下さい。

今日は本郷台教室で起きた、モデリングに関するいい話を一つご紹介しようと思います。

 

 

先日いちご狩りに行った時の話なんですけれども。

ただいちごを摘みに行くだけじゃそれで終わりなので、しっかりいちごについて学んで、考えてからいこう!という事になりまして。

いちごについてスライドにしてプロジェクターに映し、大画面で公開!

 

 

 

 

 

 

こんな感じでアニメーションとクイズも交えつつ学習しました。

ちなみに、この画像のクイズは

『いちごが一番売れるのは12月。それはなぜでしょうか!』という問題でした。みなさんはお分かりですか?

答えはクリスマスケーキに使うから、です!

ああ~~という声も聞こえて、正直ちょっとにやけちゃいました。ちょっとですよ。

他にもいちごの秘密をいくつか紹介したあとは、一番やりたかったのがこれ。

今日のメインの、モデリングです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本郷台職員が、『いちご狩りでの良くない行動』のモデリングをした動画です。

①摘むときにグチャッと握ってつぶし、汚いから投げ捨てて、ズボンで手を拭く。

②美味しい先っぽだけ食べてあとは残す。

の2つについて「どんな行動が」「なんで」良くないのかと、それをされた農家の人の気持ちを考えました。

このモデリング動画、驚くほどみんなよく見て、考えてくれてですね。

たくさん手を挙げて、発言してくれました。

それを踏まえていちご狩りの約束として

 

 

 

 

 

こうまとめたのですが、いやあ、しっかり守ってくれました。

 

 

 

 

取る時は優しく。難しそうならちゃんと先にスタッフに手伝ってほしいと伝えてくれたり。

 

 

 

 

食べる時は綺麗に。食べられる分だけとって、最後まで食べきる事ができました。

美味しすぎてテンションは上がりましたが、そんな中でも農家の人への言葉遣いはしっかり意識できたり。

 

別にいちごについて学習するのも、マナーについて考えるのも、プリントだってよかったんです。

約束は口頭でしても伝わったとも思います。

でも、教室にプロジェクターがせっかくあるから使わない手はないなと。

みんなで一緒に学ぶなら、大画面で共有した方が楽しいし、映画っぽくてわくわくするし。

そこに動画が入ったら、気になると思いませんか?

いっつも一緒に遊んでる先生が、なんか画面に映ってるぞ!ちょっと悪いことしてるぞ!ってなったら、

面白がって見ちゃうし「そういうことしちゃダメじゃん~~!!」ってつっこみたくなると思いませんか?

そんな風に学習出来たら、文字で見るだけより耳で聞くだけより、記憶に残ると、思いませんか?

さらに、実際に「しちゃいけない行動」が具体的に分かっているわけです。約束の意味も理由も分かっているわけです。

そしたらもう、約束を行動に移すことだって、いつもより簡単にできちゃいますよね。

 

今回分かったのは、「モデリング」は、行動や気持ちを考える時にとても有効な視覚補助である、ということです。実際にやって見せる事で、イメージの手助けになります。

イメージしやすいから、色々な場面で使えますね。

ものによっては演じる側はちょっと恥ずかしかったりしますが…楽しく学ぶためなら!やるしかない!

教室にあるものも人もなんでも使うスタイルです。

 

あと、さらっと流してしまいましたがいちごほんとに美味しかった・・・

指導員と児童合わせた中で一番食べたのは、ほぼ間違いなく私でした・・・

まあビタミンCですから。一番お肌がきれいになったのも間違いなく私でしょう!いえい!

 

 

 

 

またのご利用、ご閲覧お待ちしております♪