2020年7月20日
/ 最終更新日 : 2020年7月20日
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ハートリンク放課後等デイサービス本郷台≪自己肯定感≫
こんにちは。ハートリンク放課後等デイサービス本郷台です。
近頃はコロナウイルスの感染が再び増えてきたり雨が続いたりどんよりとした気分になられている方も多いのではないでしょうか。こんな時こそ明るく前向きに生きていきたいですよね。前向きになれるかどうかの大事な要素の一つに「自己肯定感」というものがあります。今回はその自己肯定感についてお話していきたいと思います。
自己肯定感とは
まず第一に自己肯定感とは何か。それは自分自身を認めたり自分の価値を感じたりする感情の事で、これが高いと何かミスをしてしまっても反省をして再び前向きになれ自分を許せたり、希望や自信を持って日々を過ごし他人の評価を気にし過ぎず自分の意見を伝えられたりします。逆に自己肯定感が低いと無気力や絶望感を感じやすくなります。
自己肯定感が低い人にはいくつかの特徴があります。
・他人と比較してしまう
・自分の欠点にばかり目が行く
・褒められても受け入れられない
・過去の失敗により成功のイメージがしにくい
「あの人は出来ているのに自分は出来ない」「なんて自分はダメなんだ」など自分の事を否定してしまう事が多かったり、他人の目を気にし過ぎて自分の意見を言えずに気を使いすぎてしまったりします。本当はやりたくない仕事や誘いがあった時にも「断って嫌われたらどうしよう」と考えてしまい、他人から見た評価を気にし過ぎて断れなくなってしまいます。
また何かに挑戦する時などに「どうせ自分なんかにはできない」と考えたり、「前も失敗したし今回だって上手くいくはずがない」と思ったりして諦めがちになってしまう事も多いです。このように自己肯定感が低いと前向きな考えをすることが難しくなってしまいます。ならば自己肯定感を高めるためにはどうすればいいのでしょうか。
自己肯定感を高める方法
自己肯定感を高めるにはまず自分自身の事を知る必要があります。自分はどんな性格なのか、得意なこと・苦手なことは何なのか、何が好きなのか等、改めて自分自身と向き合って考えたり、紙に書きあげたりします。そして受け入れる事が大事です。今の自分はこういう人間なんだ、こんな思いを抱えているんだとネガティブな部分もひっくるめて認めて重要になってきます。
先月のブログでも触れたリフレーミングによってネガティブな部分を前向きにとらえる事でも自己肯定感を高めていくことが出来ます。そして自分のダメだと思うところばかりでなく良いところにも目を向ける事が大切です。自分にはこんな事が出来る・出来たと自分を褒める事が大切です。また失敗を恐れない・否定しない事。たとえ失敗してしまったことがあったときにも失敗の事実にだけ目を向けるのではなく(反省は必要ですが)、失敗したけどこの部分は出来たという部分も意識すると前向きに捉えやすくなり、また頑張ろうと思えますよね。
失敗は誰にでもあることなのだから意識しすぎないことが重要です。一日一つでも日記などに今日できたことを書いていくことも良いと思います。落ち込んだ時に振り返って元気が出るかもしれません。
自分の思いを大切にして他人と比べるのをやめることも自己肯定感を高めるには大きく関わってきます。他人と比べたり評価を気にしたりするのではなく、「他人は他人、自分は自分」と他人と自分が違うのは当たり前だと考えます。そうすることで自分の思いややりたいことを行動に移しやすくなります。そもそも他人は自分の事をそんなに気にしていないと割り切って考えるともっと気が楽になるかもしれません。
とは言ってもすぐに変わったり行動に移したりすることはなかなか難しいですよね。焦りは禁物です。「変わらなきゃ」という思いが強すぎると変わるには時間が必要なのにちょっとした躓きで「また変われなかった」と逆に自己肯定感を低くしてしまう可能性だってあります。
焦らずに一日一日を大切にして、小さなことから始め今日はこんなことが出来たと実感し自分を認めたり褒めたりしながらたまにサボったりご褒美を自分にあげたりしながら高めていければ良いと思います。
またのご閲覧をお待ちしております。