ハートリンク放課後等デイサービス本郷台≪自己表現≫

こんにちは。
ハートリンク放課後等デイサービス本郷台です。
緊急事態宣言が行われてから間もなく当初の実施期間予定であった2月7日です。新型コロナウイルスの感染が落ち着いたとは言いづらい現状ですので今後どうなるかは未知数ですが…。
いち早く落ち着く事を祈るばかりです。
さて、本日は「自己表現」についてお話をさせていただきます。

自己表現とは

まず自己表現とは何か。
それは、自分の中にある感情や考え等を言葉や文章を通して表出し、相手に伝える事。また、自分の感情を反映させた絵や絵画や音楽などの作品を作る事とされています。
つまり直接会話する事だけでなく、SNSなどでのやりとりも自己表現の場となるわけです。自己表現が得意な方は、自分の思いを周囲に伝え自分らしく生きる事が出来、自分も周囲も幸せになりやすい傾向があるようです。
ただ、この自己表現。自分の気持ちをありのままに伝える・自分らしく生きるという事が苦手だという方も少なくないのではないでしょうか。
続いては自己表現が苦手だと感じやすい傾向がある方の性格の特徴についてお話させて頂きたいと思います。

自己表現が苦手な方の特徴

自己表現が苦手な方の性格には以下の特徴が見られる事が多いようです。
・自分の事を過小評価している
自分の事を「どうせ私なんか…」と思っていると自発的に発信することが難しくなってしまいます。以前お話しした「自己肯定感」に通ずるものがありますね。話し合いの場面などでも過小評価している事によって発言することに臆病になりやすいです。
・他人の顔色を必要以上に気にしてしまう
他人の事を意識するあまり、本当は思っている事が違うのに相手に合わせるという選択をしてしまいます。「嫌われたくない」、「目立って波風を立てたくない」という考えからの行動です。
・人見知り
人と話す事、人前に立つ事が苦手だ、緊張すると感じる方は思っている事があっても上手く言葉を繋げることが難しく詰まってしまったり、短い言葉で伝えて終わってしまったりしやすいです。文章に起こすことは出来ますが、いざ言葉で伝えるとなると難しい場合が多いです。

自己表現力を高める方法

それでは自己表現が上手になるにはどうすればいいか。
まずは単純な事ですが、人と話す・人前に立つ機会を増やす事です。いきなり上手になる事は難しいので、とりあえず経験を積む事。ここで大事なのはもし上手く伝えられなかったとしても引きずらないで切り替える事です。
続いては自分自身を知る事です。自分の事が分かっていないと表現する事は難しいですよね。日頃から日記をつける、自分の性格を書き出してみるなど、自分自身を見つめ直す機会があると良いですね。
読書をする事も自己表現力を高める事に効果的だと言われています。語彙や知識が増える事によって表出の選択肢が増え、文章を読む事によって言い回しの幅が広がります。

まとめ

自己表現が上手に行えるようになるとストレスを感じにくくなるだけでなく、周囲に自分の事を理解してもらえます。本当の自分を出す事によって信頼関係が深まり、相手も心を開きやすくなると思います。コミュニケーション能力も高まりますね。
ハートリンク放課後等デイサービス本郷台では、以前にお話しさせて頂いたどんな気持ちゲーム等で、お題に対し自分ならどんな気持ち・表情になるかを考えて表出する練習をしています。
今月もどんな気持ちゲームに取り組む予定なので、繰り返し練習する事で自己表現力を高め、自分を知り、相手に知ってもらう楽しさを味わいながら成長に繋げていきたいと思います。
長々とお話させて頂きましたが、私自身人見知りで自己表現が苦手です(笑)。
特徴に当てはまっている事が多いので精進していきたいと思います!

 

またのご閲覧をお待ちしております。