ハートリンク放課後等デイサービス富岡駅前*療育教材(注意力トレーニング)のご紹介*
こんにちは!ハートリンク富岡駅前です。
今回は、富岡駅前で使用している注意力のトレーニング教材を紹介したいと思います。
そもそも注意力とは・・・?
ものごとに集中する力、いくつかのことに同時に注意を向けたり、多くの情報から自分に必要な情報をピックアップし、処理したりする能力のことをいいます。
日常的な具定例としてはたとえば、「街の看板の中で目的のものを探す。」「ひとの話を最後まで聞く。」「ゲームをしているときに、インターホンが鳴ったことに気づく。」などが挙げられます。
では、実際に使用している注意力トレーニング課題を紹介していきます。
■数字探しプリント■
≪使い方≫指定された数字を、左から右へと順番に探していき印をつけていきます。児童のレベルに合わせて、ターゲットとなる数字の数を増やしていきます。
≪目的≫
選択制注意機能といい、複数の情報の中から必要な情報だけをピックアップする力のトレーニングとして使用しています。また、見落としがないように端から端までしっかりと眼を動かしていくことで眼球運動のトレーニングにもなります。
■数字つなぎプリント■
≪使い方≫
(左)1から順番に数字をつないでいきます。
(右)1→あ→2→い・・・と、数字とひらがなが交互になるようにつないでいきます。
≪目的≫
こちらも、複数の情報から必要な情報をピックアップする選択制注意機能や、いくつかのことに同時に注意を向けていく配分性注意機能のトレーニングとして使用しています。また、直前の数字・ひらがなを覚えながら次のターゲットを探していくため、ワーキングメモリのトレーニングとしても活用できます。
■数字・記号変換ゲーム■
≪使い方≫
例に記載された記号に対応する数字を、左から順番に記入していきます。
≪目的≫
ひとつのことに注意を向けているときに、他の別のことに気付いて注意を切り替えるといった注意の変換・切り替えの力のトレーニングとして使用しています。また、上下・左右への眼球運動のトレーニングとして活用することもあります。
ハートリンク富岡駅前ではその他にも、視知覚トレーニングや指先のトレーニング課題を目的としたシール貼り課題や、絵合わせパズル・ヒモ通し課題なども提供しています。
今後も療育教材を充実させていき、ご紹介していきたいと思います!お楽しみに(^^)