ハートリンク放課後等デイサービス本郷台《ペットボトルボーリング》
こんにちは!ハートリンク放課後等デイサービス本郷台です。梅雨入りがもうすぐかなと思うようなじめじめとした天気が続いてますね。風邪も流行っているようでみなさんもお気を付けてお過ごしください。
さて今回のブログのテーマはボーリングです。ですが今回は学習のカリキュラムなので学習を取り入れたボーリングをおこないました。
私は学習と聞くと耳を塞ぎたくなるのが正直な気持ちです(笑)。勉強=難しい・字が多い・わからない等のマイナスイメージを思う人も少なくないのではないでしょうか。実際に学習の時間では集中が難しかったりマイナスに捉える児童も少なくないです。そんな学習を少しでもモチベーションを上げながら取り組み学習に般化できないかと考えたカリキュラムをご紹介します。
内容
活動は以下の2グループに分かれて実施しました。
★ボーリングで倒したピンの本数と同じ番号の所からくじを引いて書かれている問題に答えられたら本数×5にする。
問題はかけ算・わり算・3つのかけ算わり算・余りのある割り算・漢字1.2.3年生。
計算問題は裏紙を使うことを提示。
5回行い合計得点が高かった人はシールを選んで貼る。
★2投投げて2つの数を足す。
自分で計算出来た計算の所にはご褒美シールをはる。
計算方法は玉そろばん・おはじき・裏紙にまるで書く等を提示。
目的
★自分に合った計算方法の獲得
★苦手意識を軽減し進んで取り組むことを意識する
★予習・復習と応用の問題提示しアセスメント
活動の様子
グループはそれぞれの児童に合わせてグループ分けを行うことで児童にあった学習の提示が出来ました。また、勉強=苦手・楽しくない等のマイナスイメージを変える為に強化子として自分で計算できたらシールを貼るや総合点が高い児童にシールを貼ることでモチベージョンを上げて自分でも計算できたと達成感を会得することができました。計算する場所はテーブルで行うことで集中して問題に取り組むこともできます。
提示の段階でボーリングでピンが倒れないとモチベーションも下がってしまうのでボーリングを行う位置は近くでも良いと伝えていますが高学年は遠い位置からもチャレンジしていてボーリングの要素も取り入れて取り組めていました。
また、高学年のグループではボーリングとくじ引きを行うことでモチベーションを上げつつ問題は紙に筆算を書いたり暗算で解いたりと児童それぞれで計算方法も違っていました。
最終的に結果発表を行いましたがそれぞれの良かった点を伝えることでモチベーションをキープしたまま終えることが出来ました。
低学年グループにはおはじきや紙に〇を書いて計算することや指を使う等を試して提示を行いました。児童によっては指の数を数えて自力で解くことが出来たりピンの数を数える児童もいました。途中で2つの数字の計算が難しくなってもおはじきを書いてある数だけだして数えることを促すとおはじきを数えることが出来ました。
最終的にそれぞれ違った計算方法を獲得して自分で計算できた時にシールを貼ることもできていました。
今回の活動を通して勉強方法は児童に合った取り組み提示をすることで自分でできる達成感や勉強に取り組む姿勢も変わることがわかりました。
また別の学習レクでそれぞれの提示の仕方をかえて行っていこうと思います。
最後までご観覧ありがとうございました。またのご観覧をお待ちしています。