ハートリンク放課後等デイサービス本郷台《視覚補助》
この中に、ハンバーガーが嫌いな人間に出会ったことがある方はいらっしゃいませんか!!いらっしゃいましたら至急ハートリンク本郷台スタッフまで!!
待てど暮らせど、そんな方は名乗り出ない。私はそう確信しています…!
全世界の全世界による全世界のためのジャンクフード!ハンバーガー!満を持して、ハートリンク本郷台の食育に登場です!!!
と、いう事で、先日はハンバーガー作りに挑戦しました。言ってしまえば、ただそれだけの話です。すみません。
食育を通して、食を学ぶのももちろんなんですが、ここにほんの少しの社会性に繋がる学びを取り入れたい。私たちはそんな気持ちでした。
作り方を説明中の職員です。
柱にご注目を!ちなみにこの柱、はがれてるんじゃなくて、バイカラーなんです…そういう事にして下さい…
作り方を口で説明すると、ややこしいですよね。「なにを」「どのくらい」「なにと」混ぜるのか、その後は「なにを」「どうする」なんていうのを一気に伝えたら覚えられないのは当然な気がします。
あと、今回はハンバーガーなのでイメージしやすいとは思いますが、作るものによっては「知らない」「見たことない」なんて子もいたりします。何を作るのか、ゴールが見えないまま話を聞いたって、想像できないですよね。
初めてのもの、想像しにくいもの、見通しが立ちにくいものに対して有効なのが『視覚補助』です。その名の通り、視覚的に補助を入れます。
「ハンバーガーを作る」という指示に対して、手順を口頭で説明するのが『音声補助』だとすると、イラストや文字、以前お話ししたモデリングを用いて目で見て手順が分かる様に伝えるのが『視覚補助』となります。
まずはハンバーガーのイラストで、今日作るもののゴールを見せます。
そこにハンバーガーの構造を文字で書きこみ、大まかな作業の見通しを持たせます。
最後に作業ごとの細かい作業を文字とモデリングを使いイメージしてもらい、説明し終わったところでクイズ形式にして確認。キーワードを穴埋めにしておき、そこだけ文字の色を変えたりすると印象に残りやすいですよね。
こんな感じで、視覚補助をフル活用しました!
視覚補助が入る事で何がいいって、みんな、よく見てくれる事かなと思います。聞くだけよりどこに注目していいかもわかりやすくて、自然と視線もそちらに向いたり。クイズなんかにすると、正解するために耳と目を働かせることになります。
効果のほどは??
「こねる」「空気を抜く」「丸くする」でハンバーグを作成…
大量すぎる…!肉汁でお風呂が出来そうです…!
ハンバーガーのイラストを見ながら、どの順番で乗せるか確認して作ります。
完成!!!!!
完璧ですね!!!!
せっかくのハンバーガーなので、ポテトもおまけで揚げました♪
ハンバーガーとポテト、史上最強の愛されコンビ!
さて、視覚補助のお話ですが、これって日常や支援のあらゆる場所で登場します。
先週お話した、
この〇も、「12個取って」に対する視覚補助の一つです。
あと、このブログの写真も内容のイメージを促し、読みやすくするための視覚補助、のつもりです。読みやすく…なってればいいんですが…
他にもまた、いろいろと紹介させて頂ければと思います。
ここだけの話、ハンバーグ食べた過ぎて、実はこっそり第一弾を焼いた後にみんなで味見したんです。
それがもう美味しくてですね、そこから作業が一気に加速しました!だって早く食べたいんだもん…
ただの味見…つまみ食い…いや、見方を変えれば実際に食べてみるという『身体感覚』の補助!実はこれが一番効いたのかもしれませんね!
もちろんただ食べたかっただけじゃなくてそれが狙いでやったんです!!全て計画通り!!!!
なんて、視覚補助のお話ですが、音声補助、身体感覚と色々と登場させてしまいました。
それらについては、また別のお話で…☆
またのご利用、ご閲覧お待ちしております♪