ハートリンク放課後等デイサービス本郷台≪アシカチャレンジ≫

こんにちは。ハートリンク本郷台です。
新型コロナウイルスのオミクロン株出現に伴い感染者数もどんどんと増え、不安に感じる日々が増えてきましたね。気兼ねなく外に出て楽しめる日々が早く戻ってきてほしいと思いますが今はじっくりと耐える期間ですね。私たちには今何が出来るのかもう一度考えそれに伴った行動をとることが最善であると思いますので引き続き感染対策を徹底して元気な体で支援を提供していこうと思います。
そんな慌ただしい日々でも楽しい時間を忘れずにハートリンクの児童たちはアシカチャレンジを行いました。タイトルを見ると「何の活動?」と気になる方はいらっしゃると思いますが、タイトル通り「アシカ」になりきってもらいました。

活動内容

活動内容は
①2人ペアを作る
②投げる役が輪っかを投げてアシカ役が頭の中を通してキャッチする
③3分経過したら投げる役とアシカ役を交代して3分間行う
④ペアで合計何回キャッチ出来たかを数えて発表するこの内容で行いました。ペアを作る際には事前にペアを決めずに行い
・男女ペアを作る
・初めに挨拶を行ってからペアを組むお願いをする
・ペアが決まった際にはお互いにお礼とよろしくお願いしますの言葉を伝える
等のお約束を事前に提示して児童たちでペアを作りました。アシカチャレンジを行う上では
・輪っかを投げる際の力加減を考える
・輪っかをキャッチする際は頭だけを使う
・予め引かれている線の外から投げる役は輪っかを投げてアシカ役はキャッチする
・上手くいかない際にはペアのせいにするのではなく解決策をペアと話し合う
・ペアと協力をして楽しみながら活動参加する                                                  等のお約束を事前に取り決めて活動を行いました。

目的

アシカチャレンジを行う上での目的として、まずはペアを作る際やアシカチャレンジを行う際にペアとコミュニケーションをとることによるコミュニケーションスキルの向上を第1の目的として取り組みました。ペアを作る際や活動最中のペアコミュニケーションに関するお約束を事前に提示しており、それに沿ってコミュニケーションをとる流れで行いました。また、アシカチャレンジの本番前には練習時間を取ってあり練習後には作戦会議の時間も取りました。練習を行いそこで見つけた問題点についての改善策をペアと考えることにより、より発展したコミュニケーション内容になり、問題解決のスキルも同時に会得する事を目的として取り組みました。
その他にも・眼球運動・視空間認知・目と体の協応であったり、固有感覚などを主に養うことを第2の目的として行いました。
アシカ役の際にには主に視知覚を中心に養えるようになっており・投げられた輪を目で追うことによる眼球運動・投げられた輪の落下地点を予測する際の視空間認知・落下地点に移動し輪をキャッチする際に目と体の供用を使います。簡単に説明を行いますと、眼球運動は目を動かしたりピントを合わせる働きの事、視空間認知は対象物の色や形や位置などを把握する力の事、目と体の協応は目で見た情報で判断して身体を動かす力の事を言います。
投げる役の際には主に固有感覚を使いながら輪を投げることになります。固有感覚は身体全体のボディーイメージ、運動コントロール、力の調整などに携わる感覚の事を言います。輪を投げる際のボディコントロール、力加減の調整、輪を狙う方向、指を輪から離すタイミングなど主に固有感覚を使いながら動作を行います。
これら2つの目標を設定して、達成させるために事前のお約束や活動最中の声掛けであったり補助を行いながら活動に取り組みました。

活動の様子

いざ実践!という事でアシカチャレンジに取り組みましたが・・・
皆さんお約束通りにコミュニケーションを取り合ってスムーズにペアを作ることが出来ていました。練習の際には輪っかを投げる力加減であったりコントロール、キャッチする際の距離感覚など把握する事が難しい児童もいたり、上手に行える児童もいたりでしたが、練習後の作戦タイムでペアと試行錯誤する事によって本番は全ペア記録を大幅に伸ばすことが出来ました。
目標通りコミュニケーションを取り合い改善策を考えて記録を伸ばすことが出来ていました!

終わりに

最後まで読んで頂きありがとうございました。                                                 遊びを通して学べることというのは沢山ありますね。お子様たちがのびのびと遊べる機会が減ってきてしまっている今だからこそハートリンクにお越しいただいた際には思い切り遊べるような活動を日々提供していきたいと思いますので今後とも宜しくお願い致します。
それではまた次回もお楽しみにお持ちください。