ハートリンク放課後等デイサービス本郷台≪リフレーミング≫

こんにちは。ハートリンク本郷台です。
新しい年度となって間もなく1ヶ月、ハートリンク本郷台にも新しいお子様がいらしたり、卒業生を送り出したりとあっという間に時がたった感覚です。
私と同じように「もう1ヶ月経ったのか」と1ヶ月を短く感じる方もいれば、「まだ1ヶ月しか経っていないのか」と長く感じている方もいらっしゃると思います。
今回のブログではこのような同じ状況でも「捉え方を変える」ことにより、意識が変わる「リフレーミング」についてお話させていただきたいと思います。

リフレーミングとは?

リフレーミングとは物事の捉え方の枠組みを変える手法の事です。
これから起こりうる夏休みの宿題終わってない問題を例としてあげていきます。
皆さんは学生の頃、夏休みの宿題を先に終わらせていたタイプですか?
私は最後まで手を付けずに慌てて取り組んでいたタイプです(笑)
夏休み残り3日の時に宿題の存在に気付く…。
自分が招いた結果ですが「残り3日しかない…」と絶望した記憶があります。
「残り3日しかない」と考えると気が滅入ってしまいますが、そんな時にリフレーミングして捉え方を変える事が出来ます。
「3日しかない」ではなく「3日もある」と捉える事により前向きな考え方が出来ます。
時間の捉え方を変え意欲を起こすだけでなく、この場合は未来から見た時間の捉え方をする事も出来ます。
「夏休みが終わった後に気付いていたら無理だったけど、3日前に気付く事が出来た」と捉える事も出来るのです。
そうすることにより無理と思うのではなく、終わらせるために何をすべきか等を考えて行動に移せるようになります。
一番はそうなる前に計画的に進めていく事が重要なんですけどね(笑)
そういった失敗も「今年は大変な思いをしたけど、今回の経験があるから来年は早くやろうと思えるようになった」と更にリフレーミングする事も可能です。
失敗についてはかの有名なトーマスエジソンが「失敗ではない。上手くいかない方法を1万通り発見した」と名言を残しています。
これも一つのリフレーミングですね!
リフレーミングは他の場面でも使えるのでご紹介していきます。

言葉のリフレーミング

先ほどまでは状況や時間についてのリフレーミングを紹介しました。
続いては「言葉」のリフレーミングについて触れていきます。
皆さんはどのような性格をされていますか?短所はあると思いますか?
私は自分の短所を人見知りで口数が少ない所だと思っています。
しかし、自分で短所だと思っている部分もリフレーミングで捉え方を変える事により長所にも感じる事が出来ます。
人見知り・口数が少ないということを「聞き上手」と変換すると長所に感じませんか?
このようにリフレーミングしていく事により、ネガティブでなくポジティブに捉えていって自己肯定感を高める事に繋げていけます。
自己中心的⇒信念が強い、飽きっぽい⇒好奇心旺盛、意見が言えない⇒思慮深い等々、捉え方を変えていく事が出来ます。

まとめ

リフレーミングは自分が置かれている状況や言葉の捉え方を肯定的に変えていくものと紹介してきました。
しかしリフレーミングは自分にだけでなく、他人に対しても使えるものです。
例えば悩みを抱えている人に対して、ネガティブな発言があった時などにリフレーミングをして助言をする事が出来ます。
人間関係を築く時にも「この人頑固で嫌だなー」と思っていた人に対して「この人は意志が強くて自分を持っているな」と捉える事により、新たに良好な人間関係を広げていけるかもしれません。
支援の中でも声掛けの仕方をリフレーミングすることによって肯定的な伝え方をしていく事も出来るので、今後もリフレーミングを意識していければと思います。
ご家庭でもぜひ活用してみて下さい!

 

またのご閲覧お待ちしております。