こんにちは。ハートリンク本郷台です。

11月も終わり、早くも12月に突入しましたね。年々と1年が短く感じるようになってくるのは気のせいでしょうか？私は今年厄年だったのですが、1年を振り返ってみるととても充実した日々を過ごせており、厄年という事をすっかり忘れていました（笑）

12月にはクリスマスや年末に親戚と集まったりなど楽しいイベントが盛りだくさんなので、お子様たちと楽しい12月をお過ごしください！私は小さいころクリスマスに家族でチキンやいつもと違うおいしいごちそうを食べるのがとても楽しかった記憶があります（笑）

そんな12月の中、ハートリンクのお子様たちは漢字探しクイズに取り組みました。

活動内容

活動内容としては、縦８×横16に書かれている漢字の中から違う字を探す流れで行いました。書かれている漢字の例としては、「来」の中に「來」が1文字隠れているなど似ている漢字が隠れています。初めは制限時間５分で行い、慣れてきたら徐々に制限時間を短くしていきました。

①ヒントが欲しい際には手を挙げて「ヒントをください」と伝える

②答えが分かっても０の声

③自分のプリントに集中する

等のお約束事や、漢字を探す際には目の動きを使って探すことを事前に促して活動に取り組みました。

目的

活動目的としてはビジョントレーニングの一環として、眼球運動を促進するために行いました。ビジョントレーニングとは目で対象物を見る力を養うためのトレーニングになります。

眼球運動には・衝動性眼球運動・追従眼球運動・前庭動眼反射・視運動性応答・輻輳（ふくそう）と開散・固視があり、今回は衝動性眼球運動と追従眼球運動に焦点を当てて取り組みました。

衝動性眼球運動は、両眼で同じ方向を向くという両眼共同性の眼球運動の一つで、見ようとする対象に対して素早く視線を移動するために眼球を速く移動することを言います。また、対象に視線が移動したら、その眼球の位置を維持し続けることも衝動性眼球運動のうちに含まれます。日常生活で例えると人混みの中から対象人物を探し出すなど多くのものの中から早く正確に自分が求めている視覚情報を得るための動きになり、苦手な人は本を読むとき言葉や行を読み飛ばす、黒板やホワイトボードなどの文字を写すのが遅いもしくは苦手、球技が苦手などに当てはまります。

追従眼球運動は、両眼で同じ方向を向くという両眼共同性の眼球運動の一つで、空間を移動する対象を視線が追随して追いかけるために眼球が徐々に動いていくことを言います。つまり、このような動いている対象を注視し続けるための滑らかな眼球運動が追従眼球運動です。日常生活に例えると車や人の動きを目で追うときなどに使われ、苦手な人は本を読むときに行や字を読み飛ばしてしまう、文字をきれいに書くことが苦手、ハサミを使った作業や折り紙など、細かな手作業が苦手などに当てはまります。

漢字探しプリントは、並べられている文字を一文字ずつ見て隣の行へ視点を変えることによりこの二つの眼球運動を促しています。今回は活動時間内に様々な種類の問題に取り組みましたが、継続する事でより高い効果が得られます。１日５分のビジョントレーニングを毎日続けるくらいのお子様が集中して楽しめるペースで行うこともおススメします。

活動の様子

活動の様子はと言うと・・・「よ～いスタート」の掛け声を聞くと、ものすごい集中で違う漢字を探すお子様たちの様子が見られました。確認が終わった文字には印をつけるなどの工夫も行い早く探そうと前向きに探すことが出来ました。活動終盤には大幅にタイムを短縮することが出来、お子様たちは達成感のある様子でした。

終わりに

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ビジョントレーニングは他にも様々な種類のものがあり、自宅の机上で出来るものも多くあります。ビジョントレーニングと検索するとネットに沢山出てくると思いますので、ご参考にしてください。

今年も残るところ１か月を過ぎましたがひき続き体調管理に気を付けて健康な体でクリスマスや年越しを迎えられると良いですね。

またのご閲覧お待ちしております。