ハートリンク放課後等デイサービス本郷台 ≪否定命令について≫

こんにちは。ハートリンク放課後等デイサービス本郷台です。
新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言が出されてから、外出も難しい状況の中でお子様のみならず保護者様もストレス発散の機会を確保する事が難しいのではないでしょうか?
「勉強をしないで遊んでいる…」
「兄弟げんかをしている…」
「触ってはいけないものを触る…」
「家の中を走り回る…」
等々の行動について、「○○しない」と伝えた事がある人は多いのではないでしょうか?(私はあります…w)また、「○○しないで」と伝えたのに「しないでと言った行動をする」といった行動をされた(した)なんてことはないでしょうか?
実は「触らない…」「走らない…」等々の「○○しない」は否定命令という伝え方で、「しない」と言われた側は無意識に言われた内容をしたくなる事があります。
例えば…「見ないで」と隠されると見たくなったり見たなんて経験ありませんか?
「ダメと言われると見たくなる…」
これが否定命令です。
みんな頭では「見ないで」と言われた事は理解しているも無意識に感情が「見たい」と感じているんです。
では、この時にどのように伝えればよいのか…?
不適切な行動を見た時についつい感情的になったり否定的な伝え方をしてしまう事もありますが、相手に求める具体的な行動(肯定的に)で伝えて下さい!
 走る場面でなければ「走らないで」ではなく、「歩いて」と伝えると頭も心も理解に向きます。
 緊急事態宣言が出て、外に出たくても出れない状況の中で、お子様だけでなく保護者様もストレスが溜まっている状況だと思います。そんな状況だからこそ、少し意識をした伝え方が出来るとお子様も保護者様もHAPPYな結果になるのではないでしょうか?
ハートリンク本郷台では、この状況でもご利用いただいているお子様の安全安心の確保を第一に考えながらも、「できた!」を増やして自己肯定感を養えることを事業所の理念とし、成功体験が積めるように関わっていきたいと思います。
またのご閲覧お待ちしています。