ハートリンク放課後等デイサービス本郷台《チームで調べて みんなで発表会》

こんにちは。ハートリンク放課後等デイサービス本郷台です。
9月の声を聞いて、急に涼しくなってきましたが、新型コロナの方はまだまだ終息の気配はないですね。緊急事態宣言も延長となりそうです。ハートリンク本郷台でも消毒や換気などこまめに行い、職員の健康チェックなども毎日行って対応していますが、早く通常の生活に戻れるといいですね。
先日、ハートリンク本郷台では「チームで調べて みんなで発表会」という活動を行いました。

調べるときは…

ハートリンク本郷台には小さいながら図書コーナー(普通の本棚ですが…)があります。そこには子どもたちが興味を持ちそうな本や学習の役に立つような本、絵本、ドラえもんのマンガなどが収められてます。今回はこの図書コーナーの本を使って、いろいろ調べてもらい、発表してもらうことにしました。
調べてもらう前にみんなに、何かを調べるとき何を使って調べるか尋ねると…「スマホ・携帯」「タブレット」「PC」が真っ先に出て、「本」という回答はそれらが出た後に出てきました。考えてみると自分たちも調べ物をする時にスマホやPCを使っているなと再認識しましたが、今回は本や図鑑を使って調べてもらいました。

調べるテーマ

今回は全体を3つのチームに分けて行いました。それぞれのチームに次の3つのテーマから一つずつ好きなテーマを選んでもらいました。
  1. 一番大きなトカゲは何ですか?
  2. 一番小さな鳥は何ですか?
  3. 一番大きな軟体動物(イカやタコの仲間)はなんですか?
希望を募って、それぞれのチームのテーマが決まったので調べたことを記録する用紙を配りました。
  • 調べるテーマ
  • 調べた人(チームのメンバー)
  1. (その生物の)名前は何ですか?
  2. 大きさはどれくらいですか?
  3. どこにすんでいますか?(軟体動物だけは、どんなところにすんでいますか?)
  4. 何を食べますか?(軟体動物だけは、それをよく食べる動物は何ですか?)
  5. その他わかったこと
  6. 参考文献(調べる時に使った本など)
この用紙に調べたことを書いてもらいました。
なお3つのテーマはハートリンク本郷台にある本で調べることができるものとなっています。

 チームで調べて…

各チーム、一斉に本棚の前に行き、資料になる本を探し始めました。各チーム、予め担当の指導員が想定した本を持ってテーブルに戻りました。
トカゲチームは「爬虫類・両生類の図鑑」、「鳥チームは鳥の図鑑」、そして軟体動物チームは「深海の怪物 ダイオウイカを追え!」という本を選んで早速調べ始めました。ここでトカゲと鳥のチームは前の方のページから体長を調べ始めました。このままでは時間がかかり過ぎるかもしれないので、指導員がトカゲチームにはオオトカゲの仲間であること、鳥チームには南アメリカに生息していることをヒントとして提示しました。
鳥チームはすぐにマメハチドリにたどりつきましたが、トカゲチームは想定外のことが…想定していたコモドオオトカゲと次のページに載っていたミズオオトカゲがどちらも全長300㎝で記載されていたのです。(よく読むとコモドオオトカゲの説明のところに最大のトカゲと記載されているのですが)トカゲチームは両方のオオトカゲについて書き始めました。
安定して進めることが出来たのは軟体動物チームでした。本一冊がダイオウイカにについて書かれているので、後はどんな所に住んでいるのか、ダイオウイカの捕食者を調べるだけですが、そのことが書かれたページを見つけるのに苦労していました。
そしてどのチームも、本に書かれた内容を読み上げる人、それを書き写す人など役割分担をして、みんなが協力して調べることが出来ていました。
 

みんなで発表会

発表のときはどのチームも1人ずつ順番で調べたことを発表することが出来ました。
鳥チームはマメハチドリについて発表してくれました。全長6㎝、羽を高速で動かして蜂のようにホバリングしながら花の蜜を吸ことなどを調べてくれました。さらに活動を担当した指導員が、羽音がハミングに似ていることから英語ではハミングバードということなどを付け加えると、歌ってるみたいだと興味深げでした。
トカゲチームはコモドオオトカゲとミズオオトカゲについて発表してくれました。トカゲチームに付いた指導員がスマホで調べて、飼育下ではコモドオオトカゲには313㎝の記録があってこちらの方が大きいのではないかと示唆してくれました。こちらも活動を担当した指導員が最近の研究ではコモドオオトカゲは毒をもっていることがわかっていることやミズオオトカゲは餌を求めて民家や商店に紛れ込むことが東南アジアの国ではみられることなどを付け加えました。
軟体動物チームはダイオウイカについて発表してくれました。ほかのチームと少し調べることが違っていましたが、深海にすんでいること、マッコウクジラに食べられていること、目玉の大きさが24㎝もあることなどを調べてくれました。こちらも活動を担当した指導員が全長ではダイオウイカが最大種だが、重量や胴回り、胴長ではダイオウホウズキイカの方が上回っていることを付け加えると、それを見てみたいという子やダイオウイカの方が長いから大きいと悔しがる子もいました。

 最後に

みんなに何を使って調べるかを尋ねた時に「スマホ」「タブレット」「PC」が出ましたが、ハートリンク本郷台の子供たちは日々、学習の時間に分からない漢字は国語辞典を使って調べ、分からない読み方は漢字辞典を使って調べています。辞書という本を使って調べることはできています。社会や理科に関することや他の科目に関することも図書館や図書室で本を探して必要なことを調べなければならないことが、この先あると思います。今回の活動はそんなときの練習になれば幸いです。本離れと言われていますが、自分の興味のある分野の本にめぐり逢い、本に触れる機会を増やすことが出来れば本を読む面白さも分かってくるかもしれません。今後もこの発表会を続けていきたいと思います。
またのご閲覧お待ちしております。