ハートリンク放課後等デイサービス本郷台《食育》

こんにちは。ハートリンク放課後等デイサービス本郷台です。
最近は台風の接近の影響もあり、雨の日々が続きましたね。やっと晴れたと思ったら今週末も雨予報…。爽やかな秋晴れの日々が恋しい限りです。
ハートリンク放課後等デイサービス本郷台では先日の土曜日に外出してのBBQを予定していましたが、雨のピークということもあり安全面を考慮して外出は中止となりました。ただ、せっかくならばということで事業所内にてBBQ風の調理レクを開催しようということになりました!
今回は調理レクの活動を通して、食育について話していきたいと思います。
まずは食育について少し説明させていただきます。

食育とは

食育とは食に関する知識を育み、健全で健康な生活を送ることが出来るようにすることが目的となっています。
「食べること」は生きていくうえで欠かせないことです。勉強や運動の活動にも大きく関わってきます。栄養バランスを考えた食事を取ることによって集中力の向上にもつながります。ということで第一に身につけたいものは「規則正しい食生活を送る力」です。
あるデータによれば朝食をしっかりと食べている子の方が、食べていない子に対してテストの成績や体力テストの点数が高い傾向にあることが判明しています。「朝は時間がない」「食欲が出ない」といった理由で朝食を取らない方も多いと思います。私自身も抜いてしまうことがあります…(笑)
しかし朝食はパワーの源であり、体温を上昇させからだの活動の準備を整える働きがあります。また、朝食を取らないと一回の食事量が増え、肥満や生活習慣病の発症につながることもあります。規則正しい生活を送る為にも皆さん!朝食をしっかりと食べましょう!
食育によって身につけたい力は他にもたくさんあります。これからは活動の様子を交えながら話していきたいと思います。

BBQ風調理レク

まずは2グループに分かれて食材の買い出しに行ってきました!
事業所近くのスーパーへ到着して、1列で行動すること・大きな声を出さないことを約束して目当ての食材を探してお買い物をしました。約束を守りながら行動することが出来ました。
また、職員から「じゃがいもを探してきてください」等の指示を受けると協力して意欲的に探し出すことが出来ていました。量や値段の相違に気付き、「どれにしますか?」と確認することも出来ていました。「食べ物を自分で選択し、食事作りができること」も食育によって身につけたい力の一つになります。
目当ての食材が集まり会計を済ませたら事業所に戻って調理スタートです!
調理では3グループに分かれて進行しました。
Aグループは野菜を切る・焼きそばを炒める

 

Bグループはお肉を切る・チョコバナナを作る
Cグループはトウモロコシ・フランクフルト・チキチキボーンを焼く

 

以上の通りに役割分担をしながら作業を開始しました。それぞれのグループで包丁の使い方や取り組む順番などを確認して進めました。

 

普段はお家の方が作ってくれているご飯も、自分たちが作ることによって大変さを理解して感謝の気持ち、食の知識が育まれます。これも食育の目的の一つです。
また、調理で包丁や箸を使う微細運動によって身体感覚の向上にもつながりますね。
それぞれのグループの調理が終わったら、食べる準備をしていざ実食!

 

自分たちが作った料理は特別おいしく感じますよね。そしてみんなで食べたらさらにおいしい!
「食事の重要性や楽しさを理解すること」、「家族や仲間と一緒に食べる楽しみを味わうこと」。これも食育の目的となります。「孤食」や「子食」といったさまざまな「こ食」がある中、みんなで食べる事は楽しみを味わえるだけでなく、協調性や社会性を育む事にも繋がります。
食事が済んで片付けが終わった後には、振り返りをして担当したものや感想を発表をしてもらいました!

まとめ

ハートリンク放課後等デイサービス本郷台では毎月食育の活動を取り入れています。10月は「スイートポテト作り」も控えていて楽しみです!
今後も食育を通して、食事や調理の楽しみを味わいながら子どもたちの「食べる力」・「生きる力」育んでいければと思います。
そして私自身も食材への感謝、規則正しい食生活を肝に銘じていきたいと思います!
またのご閲覧をお待ちしております。